━飲酒運転━ 今回はカジノ合法化反対論者が根拠の1つとする 「カジノを作ればそこでアルコール飲料が無料もしくは安値で提供され、 その結果飲酒運転、交通事故死につながる」という説にミシシッピー州を例にとりながら 「カジノと飲酒運転」の関係について考えてみます。 まず簡単にミシシッピー州とカジノについて ・・・。 全米で最も貧しい州の一つに数えられたミシシッピー州がカジノ合法化にふみきったのは1990年。 カジノの運営が始まったのが、それから2年後の1992年。 その後、カジノ誘致によりカジノが存在するミシシッピー川周辺は1990年代に急激な経済成長を遂げ、ミシシッピー州及び、アメリカ全州の経済成長率をはるかに上回る全米一の経済成長率を果たすことになります。 さて、ここからは冒頭でも述べた様に「カジノと飲酒運転」の関係について話しを進めていきます。 ミシシッピー州では、メディアがカジノで提供されるフリードリンク (アルコール類を含む)により飲酒運転及び、交通事故死の数が増えたとしてカジノ側を非難するケースがありました。
Dept.of Public Safty調べ (アルコールが関与する交通事故による死亡率) その理由はとして1992年にミシシッピー州にカジノがオープンして以来、 カジノからの税収がミシシッピー州のそれまでの悪質だった道路改善、警察官の増員などに費やされたからだといわれます。
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