━お台場カジノ計画 経済効果試算 (テーブルゲーム市場)━

 今度は、テーブルゲームの市場規模について考えてみましょう。現在ラスベガスの中心地、ストリップ地域のテーブルゲームの構成比率は

(表2.1)

ゲーム
テーブル数
比率
ブラックジャック
1485
57.6%
クラップス
220
8.5%
ルーレット
218
8.5%
ウィールフォーチュン
33
1.3%
バカラ/ミニバカラ
166
6.4%
カリビアンスタッド
69
2.7%
レットイットライド
76
2.9%
パイガウ
30
1.2%
パイガウポーカー
102
4.0%
ポーカー
178
6.9%
total
2577
100.0%

 となっているます。
 以上のテーブルゲーム構成比率をお台場カジノ計画の  

 50台×6カジノ=300台  

 というテーブル台数に当てはめると

(表2.2)

ゲーム        
 比率
テーブル数
ブラックジャック    
57.6%
173
クラップス
8.5%
26
ルーレット
 8.5%
26
ウィールフォーチュン
1.3%
4
バカラ/ミニバカラ
6.4%
19
カリビアンスタッド
2.7%
8
パイガウ
1.2%
4
レットイットライド    
2.9%
9
パイガウポーカー  
4.0%
12
ポーカー         
6.9%
21
total
 100.0%
300

 となります。  

  また、各種テーブルゲームのの一日辺りの売上(Win per Unit per Day)のラスベガスストリップ平均は…

(表2.3)

ゲーム             
WPUPD 
日本円換算($1=\120)
ブラックジャック
$1,370.00
\164,400
クラップス
$4,263.00
\511,560
ルーレット
$2,821.00
\338,520
ウィールフォーチュン
$795.00
\95,400
バカラ/ミニバカラ
$11,483.00
\1,377,960
カリビアンスタッド
$1,909.00
\229,080
レットイットライド
$1,581.00
\189,720
パイガウ
$2,976.00
\357,120
パイガウポーカー
$1,842.00
\221,040
ポーカー
$492.00
\59,040

   となっているので、これを表2.2で求めたお台場カジノの想定テーブルゲーム台数に適応して、各種ゲームのの一日当たりの総売上(Win per Day)を求めると。

(表2.4)

ゲーム             
テーブル数
WPDPU 
WPD
ブラックジャック
173
\164,400
\28,408,320
クラップス
26
\511,560
\13,044,780
ルーレット
26
\338,520
\8,632,260
ウィールフォーチュン
4
\95,400
\372,060
バカラ/ミニバカラ
19
\1,377,960
\26,456,832
カリビアンスタッド
8
\229,080
\1,855,548
レットイットライド
4
\189,720
\682,992
パイガウ
9
\357,120
\3,106,944
パイガウポーカー
12
\221,040
\2,652,480
ポーカー
21
\59,040
\1,222,128
total
300
\86,434,344

 お台場カジノ計画による300台のテーブルゲームによって、

一日辺り \86,434,344
年間   \86,434,344 ×365日=\31,548,535,560  

  の売上が見込める事が想定されます。

 結論;  
 ラスベガスストリップとまったく同条件でお台場カジノ計画が実現するとすると、年間 最大315.5億円のテーブルゲーム市場が見込まれる。

参考資料;梅沢忠雄氏による「ANABASIS構想」
      「Nevada Gaming Almanac 」Casino City Press

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